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ぎん [か行]

 植物に銀色のようなメタリックカラーを期待するのには無理がある。銀といっても実際は白なのだが、あえて銀というにはそれなりの意味があるはずだ。まずはひとつの株に黄色と白の2色の花や実を付けることから「金銀」として使われているもの。2色の花を着けるスイカズラの仲間にはキンギンボク(ヒョウタンボク)があり、スイカズラも別名キンギンカと呼ばれる。他にはキンギンソウ、キンギンナスビがある。次は他の植物に「金」が付くものがあり、それと対となって銀が付くもの。キンランに対するギンラン、キンセンカにギンセンカ、キンバイソウにギンバイソウ、キンレイカにギンレイカなど、これが対かと思うほど形の違うものもある。そして残りは、ギンゴウカン(ギンネム)、シギンカラマツ、ギンリョウソウだが、これらには白では済ましがたい輝きや透明感がある。


※「銀」の付く植物
銀梅草:ギンバイソウ、金銀木:キンギンボク、キミノキンギンボク、金銀草:ナンバンキンギンソウ、キンギンソウ、金銀茄子:キンギンナスビ、銀鈴花:ミヤマタゴボウ(ギンレイカ)、シマギンレイカ、銀盞花:ギンセンカ、銀合歓:ギンゴウカン(ギンネム)、銀蘭:ギンラン、エゾギンラン、ササバギンラン、ニシダケササバギンラン、銀竜草:アキノギンリョウソウ、ギンリョウソウ、ベニバナギンリョウソウ、紫銀落葉松:シギンカラマツ

ギンリョウソウ130623金剛山.jpg
ギンリョウソウ 2013.6.23 大阪府千早赤阪村
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