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ふさ [は行]

「ふさ」は房のこと。意味は説明するまでもなく、「ふさ」を名に持つ植物にはどこかにフサフサしたものがあるはずである。フサザクラの花は花弁がなく雄しべが房状に垂れ下がる。フサシダは葉の先が細かく分かれ房状の胞子嚢をつける。フサスギナは細かく分岐する茎を、フササジランは輪生する葉を、フサタヌキモはその葉を房に見立てたものである。フサモの仲間は、羽状の葉が輪生し房のようになる。フサフジウツギはブッドレア名で流通する園芸植物でその花序が房状である。なお、イソフサギのフサは「塞ぐ」、のフサであり房状のものはない。
<房がある植物>
フサスギナ、フサシダ、フササジラン、フサザクラ、ウラジロフサザクラ、オグラノフサモ、ホザキノフサモ、トゲホザキノフサモ、フサモ、オオフサモ、フサフジウツギ、フサタヌキモ

フサザクラ20180331金剛山.JPG
フサザクラ 2018.3.31 金剛山黒栂谷(大阪府千早赤阪村)
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