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 [な行]

「な」は菜っ葉の「菜」である。「○○○菜」という植物は多数あり、七草粥にする七草の中には、ナズナとスズナ(蕪)の二つに菜がつく。菜は食べられることを意味している。小松菜、野沢菜など野菜の名前に付くのは当然として、山菜にも、ヨメナ、コウゾリナ、ソバナ、ツルナなどがある。アカバナは赤花ではなく実は赤葉菜であり、サラシナショウマは葉を水にさらして食べたことによるという。
山菜の場合、標準和名としては菜がつかなくとも別名・地方名となれば菜がつくものは多く、スイバはすか菜、ハナイカダはむこ菜、スベリヒユはひょう菜、ヨブスマソウはほん菜・どう菜、ウワバミソウはみず菜と呼ばれる。
ナズナ(花)070405可児市.jpg
写真:ナズナ 2007.4.5 岐阜県可児市

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