なよ [な行]
「なよ」は、「なよやか」、「なよよか」、「なよらか」の「なよ」。よく言えば「しなやかなようす」を表し、弱竹(なよたけ)は細くしなやかな若い竹のこと。悪く言えば「よわよわしいようす」で、「なよなよ」とくればなお悪い。なよなよした男といえば、ほめている場合はあまりないだろう。
環境庁の植物目録(1988)には、「なよ・・・」という植物は4種記載されているが、一つはよっぽど弱々しいのか、「なよ」が二つ付くナヨナヨコゴメグサである。他はナヨシダ、ナヨテンマ、ナヨクサフジ。帰化植物のナヨクサフジを除けば、高山や岩場が生育地であったり、腐生植物であったりと、身近に見られるものではない。
ナヨクサフジは、ヘアリーベッチと呼ばれるマメ科の1~2年草で、雑草抑制と緑肥の目的で畑に導入されている。クサフジに比べれば「なよ」なのかもしれないが、畑から逃げ出して道路の植樹帯に生えている姿には、弱々しいようすは微塵もない。
ナヨクサフジ 2010.5.9 愛知県扶桑町
環境庁の植物目録(1988)には、「なよ・・・」という植物は4種記載されているが、一つはよっぽど弱々しいのか、「なよ」が二つ付くナヨナヨコゴメグサである。他はナヨシダ、ナヨテンマ、ナヨクサフジ。帰化植物のナヨクサフジを除けば、高山や岩場が生育地であったり、腐生植物であったりと、身近に見られるものではない。
ナヨクサフジは、ヘアリーベッチと呼ばれるマメ科の1~2年草で、雑草抑制と緑肥の目的で畑に導入されている。クサフジに比べれば「なよ」なのかもしれないが、畑から逃げ出して道路の植樹帯に生えている姿には、弱々しいようすは微塵もない。
ナヨクサフジ 2010.5.9 愛知県扶桑町
2011-08-08 18:06
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