ほると [は行]
「ほると」とはポルトガルのことで、ホルトノキ科にホルトノキと小笠原特産のシマホルトノキ、ヒルガオ科にホルトカズラがある。
ホルトノキの名の由来は、江戸時代の奇才、平賀源内が著した「紀州物産志」と「物類品隲(ぶつるいひんしつ)」にある。当時、オリーブ油をポルトガルの油といい、源内はポルトガルの油のとれる樹木、ポルトガルの木を発見したと両書に記述した。そしてポルトガルの木がホルトの木となった。つまり源内はホルトノキをオリーブの木と思い込んだわけである。なお、源内はオリーブと断定するにあたり、オランダ医官のボルステマンに鑑定を依頼しており、両者にとって情けない逸話となっている。
また、ヨーロッパ原産の栽培植物にホルトソウ(Euphorbia lathyrus)があり、日本に帰化しているが、ホルトソウはその実から偽オリーブ油を採ったという。
写真 ホルトノキ 2011.6.22 堺市
ホルトノキの名の由来は、江戸時代の奇才、平賀源内が著した「紀州物産志」と「物類品隲(ぶつるいひんしつ)」にある。当時、オリーブ油をポルトガルの油といい、源内はポルトガルの油のとれる樹木、ポルトガルの木を発見したと両書に記述した。そしてポルトガルの木がホルトの木となった。つまり源内はホルトノキをオリーブの木と思い込んだわけである。なお、源内はオリーブと断定するにあたり、オランダ医官のボルステマンに鑑定を依頼しており、両者にとって情けない逸話となっている。
また、ヨーロッパ原産の栽培植物にホルトソウ(Euphorbia lathyrus)があり、日本に帰化しているが、ホルトソウはその実から偽オリーブ油を採ったという。
写真 ホルトノキ 2011.6.22 堺市
2011-06-23 13:50
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