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しで [さ行]

「しで」とは、神社でお目にかかる白い紙、玉串やしめ縄から垂れ下がるギザギザの紙のことで、「四手」あるいは「紙垂」の漢字をあてる。
環境庁の植物リストには、・・・シデというものが6種(ネコシデ、クマシデ、オオクマシデ、アカシデ、イヌシデ、イワシデ)、シデ・・・というものが3種(シデコブシ、シデシャジン、シデガヤツリ)記載されている。また、ザイフリボクの別名をシデザクラという。
・・・シデの名を持つ植物は、いずれもカバノキ科の樹木で、垂れ下がる花の形を四手に見立てたといわれるが、あまり似てはいない。なお、「しで」は、もともと「しず(垂ず)」で、「垂らす」の意である。
一方、シデコブシ、シデシャジン、シデザクラ(ザイフリボク)の花は、花びらの感じが四手によく似ている。色や大きさからすればシデコブシが一番か。
注:環境庁植物リスト1988、日本産維管束植物8,120種が記載されている。

シデコブシ20080405_海上_16.jpg
写真:シデコブシ 2008.4.5. 愛知県瀬戸市海上の森

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